在留期限を過ぎたら銀行のお金がおろせない?
4月8日付け共同新聞は、在留期間満了した外国人の口座について、三菱UFJ銀行やみずほ銀行が出金を停止する措置を始めたと報道しました。
犯罪目的に悪用されることを懸念した警察の要請によるものと報じられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f9c65dceacfff2d7ed548def89fd41508662bd4
現在東京入管での在留期間更新審査は1~2か月かかるため、在留期限ギリギリに更新申請した場合、申請中でも在留期限を過ぎたら銀行からお金を引き下ろせなくなることが危惧されます。
以前からこうした現象はちらほら報告されており、金融機関でも在留期間終了日が近づくと「在留期間等の確認のお願い」などを郵送していますが、うっかり見落としたり届け出をしなかったりすると、在留期間切れと共にお金を下ろせなくなるおそれがあります。
今後は多くの金融機関で同様の現象が起こりえるので、金融機関からの在留期間に関する連絡はしっかりとチェックする必要があるでしょう。