永住申請の審査期間について(2025年2月現在)
当事務所は永住申請サポート専門ですので、永住申請の審査期間について「まだ審査終わらないですか?」と多くの問い合わせをいただいております。
現時点で把握している状況は下記の通りです。
【東京入管】(茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉・長野・山梨・東京)
:2023年8月下旬の永住申請について2024年11月下旬に資料提出通知(=審査が始まった)あり。現時点で結果はまだ出ていません。審査期間は17カ月を超えています。
【横浜入管】(神奈川県)
:2024年3月中旬の永住申請について2025年1月に許可あり。審査期間10か月。
【大阪入管】(大阪・京都・奈良・滋賀・和歌山)
:2024年6月永住許可申請が2025年1月末日に許可有。審査期間8ヵ月。
これほど審査が長期化する原因の一つには、要件が満たされていないのに申請する人が多いためとのことです。
行政書士等の専門家に相談せず、永住許可をもらった友達から聞いた必要書類をもって自己申請した結果不許可になる事例が増えており、そうした申請のため全体的に審査期間が長くなってしまっているようです。
そのため入管では昨年末から「セルフチェックシート」を導入し、永住要件を満たしているか確認させているそうです。
ちなみに、入管に進捗を確認しようと電話してもほぼつながりませんし、運よくつながっても「現在審査中です」としか教えてくれません。
残念ですが、入管から連絡が来ることを待つしかありません。