技人国の審査基準、専門卒留学生も大卒並みに
出入国在留管理局は2月29日、専門学校を卒業した外国人留学生の就職先を拡大する運営方針を公表しました。
これまで、技術・人文知識・国際業務(以下技人国)の審査基準は、大学生・大学院生・短大生(日本国内外を問わない)と専門学校(日本国内に限る)では、大卒生が「柔軟解釈」として比較的緩やかだったのに対し、後者は厳格に解釈されてきました。
たとえば、大卒生が経営学部・経済学部・法学部などの場合は、人事や営業、マーケティング、企画、法務など人文知識関連といえる分野であれば基準に適合とされていたのに対し、専門学校はビジネス学科を修了しても基準に適合しないとされるケースがありました。
今後は専門卒でも大卒と同様な柔軟解釈が適用される結果、就職先が拡大されることになります。