ここでは、結婚ビザ(在留資格「日本人の配偶者等」)申請のポイントを説明します。

結婚ビザの審査のポイントは、大きくいって次の二つです。

1.結婚の真実性=本当に結婚の意思と実態があるか

2.結婚の継続性と安定性=本当に結婚してうまくやっていけるか

韓国人をはじめ外国人に日本に居住する資格を与えるかどうかは、法務大臣の広い裁量権にゆだねられています。
そのため、結婚したからといって、自動的に日本で暮らせるわけではありません。
結婚ビザについては、とりわけ上記結婚の真実性と継続性&安定性がシビアにチェックされます。
偽装結婚ではないか?結婚してもすぐに破綻してしまうのではないか?などの審査官の疑念を完全に晴らすことが、結婚ビザ交付のポイントになります。

そのため、下記の点にあてはまる場合は、要注意です。

結婚ビザの審査でハードルが上がるパターン

■夫婦の年齢差が大きいこと
■同居を予定していないこと
■交際期間が極端に短いこと
■離婚歴が多いこと
■収入がない又は少ないこと
■出会いのきっかけが、国際結婚紹介業者や出会い系サイトであること
■韓国人配偶者の日本語能力が低い又はないこと
■結婚式を挙げていないこと
■両親に会っていないこと

こうした諸条件をクリアするための合理的理由を説明し、審査官に納得してもらうことが、結婚ビザを取得するにあたって、とても重要になってきます。